子ども心を取り戻すための良書「子どもを生きれば大人になれる」

こんにちは。雨宮です。
今日はいかがお過ごしですか?

ワールドカップが始まりましたね。

私は普段サッカーはほとんど観ないのですが、
ワールドカップやオリンピックなどの
「お祭り」は、つい気になって観ています。

たぶん根っからのお祭り好きです(笑)

初戦コロンビアに勝利して
幸先のよいスタートですね。

サッカーといえば思い出すのが、
以前テレビで観た本田選手の
ACミラン入団会見でのお話。

移籍を決める時、彼は心の中の

「リトル本田」

の声に従ったというようなことを
話されていました。

本田選手は自分の中にいる、
無邪気で情熱にあふれていて、
今ここを自由に生きる子どもの自分
「リトル本田」
を人生の羅針盤としているんだなと
思ったものです。

そこで今日は、
大人になって久しい私達が
今も変わらず生きている
「内なる子ども」に気づき、
大事にするために役立つ本をご紹介します。

「子どもを生きれば大人になれる
〈インナーアダルト〉の育て方」
(発行:アスク・ヒューマン・ケア)

この本は「傷ついた内なる子ども」を
癒すための本。

AC(アダルト・チャイルド)
という概念の生みの親でもある、
クラウディア・ブラックさんによって
書かれました。

子ども時代の私たちが何を必要としていたのか。

また大人になった今、
子ども時代の心の痛みを
どんな風に癒していけるのか。

むやみに両親や家族を責めるのではなく、
かといって、もう過去のことと目をつぶったまま
やみくもに抑え込むのでもない。

子ども時代に体験し、まだ癒されない心の傷を
自己責任において理解し、癒し、
自分を幸せにできる大人になる。

そのための方法をとても細かく分析的に、
かつ優しく紐解いてくれます。

「子どもに還る」「子どもを生きる」

というのは、決して

「子どもっぽくなる」

「大人としての分別や社会性を放棄する」

ことを意味しているわけではありません。

むしろ、自分が感じている最もシンプルな
愛や安心や承認を求めるニーズ(必要性)
に気づき、認めることができる。

自分の欲求や感情をバカにしたり
軽く扱ったりしないで、
素直に大切にすることができる。

そんな、ありのままの自分と
その自分が感じている気持ち、ニーズを
大切にする。

それが、ここでいう

「子どもを生きる」

ということなんです。

子ども時代の自分を振り返る過程では
時に恥ずかしさを感じたり、
欲しくても得られなかった何かを
悔いたりすることもあるかもしれない。

けれどそれも自分の身に起きたことと
しっかりと認めたうえで
思いやりをもって今とこれからの
自分の面倒をみることができる。

それが内なる子ども(インナーチャイルド)
を育てられる大人になることなんですね。

日々のセッションの中でも
ご自身の子ども時代に向き合う方を
サポートさせていただく機会がたくさんあります。

ご自身がいかにご両親の注目を必要としていたか、
悲しい体験にどれだけ傷ついていたか、
そうしたことを思い出されることもあります。

そして「もう終わったこと」にして
実は心の中に抑え込んできた悲しみがあったこと、
無かったことにしてきた願いがあったことに
気づかれていきます。

こんなふうに、心の奥にある
本当の気持ちに実感を持って気づくだけでも
自分を深く受けいれることになります。

それはいわば、長い間置きざりになっていた
自分の大切な一部を取り戻すような
感動的な作業です。

この作業を丁寧に行うことで、
生き方は想像以上に変化しますよ。

自分を軽んじることをやめ、

「自分は存在していいんだ」

「なんの価値も生み出さなくても
ただ存在しているだけでいいし、
愛されていいんだ」

と、安心感を持って
感じられるようになっていきます。

生きること、
自分が存在することに対する前提が
「自分はOKだ!」
という方向に変化するんですね。

誰もが子ども時代を振り返る必要が
あるわけではないかもしれません。

しかし必要な方にとってみれば、
生き方の姿勢を変えるような方法に
なることは間違いありません。

この本を読むと、その意義や意味が
よりハッキリと感じられることと思います。

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。