
今とこれからを安心して心地良く過ごすために。
「トラウマ」とは
日本語では「心的外傷」と言い、心に深い痛手を負う体験を指します。
もともとは命の危険をともなう重大な出来事に遭遇することを指す精神医学用語でしたが、現在はより広い意味で使われています。
●トラウマ体験の種類

このような出来事を通して自分のコントロールを超えた圧倒的な衝撃を受けると、その体験が深い心の傷となり、その後心理的・身体的な健康や安定が損なわれ、つらい症状を呈することがあります。
※トラウマ体験によってダメージを受けた後、心身のつらい症状が1か月以上続く場合は「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断され、専門的な治療が必要とされています。
「トラウマ解放」とは
当サロンがご提供している「トラウマ解放セッション」では、つらい体験の後から続いている心と身体の症状を解消・軽減し、日常をよりリラックスして過ごせるようになることをサポートします。

【心の症状】
怖れや 不快感を感じる記憶の持続、フラッシュバック、自殺企図、自己否定的な思い込み、特定のシーンや人物への防衛反応、など。
【身体の症状】
持続性の緊張、筋肉のこわばり、自律神経の乱れ、など。
トラウマを体験すると、出来事はすでに過去のものであっても、小さなきっかけを発端にその時のつらさを思い出し、不安や怖れを強く感じることがあります。
これは脳が「まだ危ない状況が続いている」と認識している状態だと言えます。
またこうした反応は、危険から身を守ろうとする自己防衛本能の現れ。
つらい体験を二度とくり返さないように、小さなきっかけにも素早く反応するようになるのです。
そして脳は受けたショックを解放するために、つらい記憶や感覚、感情をほぼ自動的に、何度もくり返し想起させます。
こんなふうに脳は
「気を抜いてはいけない。常に緊張して周囲を見張りなさい!」
と心身(神経)に指令を出し続けるのです。
ですから、トラウマ体験の影響を手放すためには、ショックを無理のない方法で解放しながら
「もう大丈夫、危険な出来事は終わったよ。今はもう安全だよ」
と脳に知らせ、心と身体に伝えて深く安心させてあげる必要があります。
当サロンではつらい体験後のさまざまな症状にお悩みの方に、以下のような技法を組み合わせ、お一人お一人の状態に合わせたセッションを組み立てていきます。

今感じている気持ちや考えを話し受けとめられることで、心と身体が安心しホッとラクになります。胸の内を解放し、頭の中が整理されると、過去を過去として終わらせ、今と未来の希望に目を向けることができるようになります。カウンセラーはあなたのお話を傾聴し、改善のための具体的な方法をご提案します。(※話したくないことを無理に聞き出すことはありません)
※「心理カウンセリング」詳細ページはこちら

簡単な体操によって筋肉に自然で心地良い揺れ(振動)を起こし、身体に溜まっているエネルギーを解放して根深い緊張や疲労を解いていきます。同時に自律神経と内分泌系(「逃げる・闘う」と「リラックスする」のホルモン分泌)の働きを調整し、脳に「もう安全だよ。力を抜いて大丈夫だよ」と伝えます。心身ともに素早くリラックスに導くTRE®は、一度覚えれば生涯使える心強い自己回復法です。
※ 「TRE®」詳細ページはこちら

主に視覚や聴覚の神経に穏やかに働きかけ、記憶の質や思い出し方、また記憶(映像や音声)に伴う感情を変化させる方法です。コントロールしづらい記憶の想起(フラッシュバック)や、特定のシーンや人物への強い反応を軽減・解消させることができます。
※上記以外のセラピーを用いる場合もあります。
このような方にお勧めです
✔ 緊張しやすくいつも身体に力が入っていてリラックスしづらい。
⇨ 自律神経やホルモンバランスが整うことで心身の緊張が緩み、リラックスしやすくなります。
✔ 特定の体験や感覚のフラッシュバックがあり困っている。
⇨ フラッシュバック、パニックなどが軽減・解消します。
✔ いじめやDVの影響で、新しい環境や人間関係に入るのが怖い。
⇨ 過去が癒され未来への不安が軽減し、今を生きる意欲が高まります。
✔ 過去の体験を思い出すとつらくなって落ち込んでしまう。
⇨ 特定の記憶を思い出しても強い感情や怖れを感じなくなり、行動しやすくなります。
✔ 疲れやすく原因が分からない身体の不快感がある。
⇨ 疲れやすさが改善し、ストレスからくる心身の不調が軽減します。
✔ 精神科や心療内科には行きたくないけれど生きづらさがあって苦しい。
✔ 専門機関で薬だけ処方される治療に疑問がある。
⇨ 十分な心理カウンセリングを行いながら症状の軽減・改善をはかることができます。
体験者様の声
「話さなくていいのが良い」 (Tさん)
仕事柄、気が付くと身体に力が入って緊張していることが多く、疲れが溜まっているところに、人間関係のストレスや人間不信が重なり、心と身体が言うことを聞かなくなって、しばらく休職している間にTREの本を読みました。
自分はうつなのかもしれないと思い、心療内科にも行きましたが、ずっと薬を飲み続けることになるのは嫌なのでTREを試すことにしました。
TREは自分のことを話さなくていいのが良いです。
私にとってはストレスな状況を思い出すこと自体が苦しいことなので。
TREをした後は身体が安心するような感覚があります。そのためか、前よりも眠れるようになりました。
それと自分では気づかなかったんですが、家族に「最近顔が穏やかになった」と言われます。
もう少し続けて様子を見ようと思います。

安心して「今ここ」を楽しむために
「今の私がこんなふうになったのは、あのつらかった日々のせい…」
「あの出来事さえなければ、もっと幸せに過ごせたのかも…」
そんなふうに感じることはありませんか?
本来もっと自由に楽しく過ごせるはずの、新しい可能性に満ちた「今ここ」。
この大切な瞬間を、過去のつらかった感情や不快な記憶にさいなまれて過ごす必要はもうありません。
「トラウマを癒すことは難しい」
「長い年月がかかる」
「深い心の傷を癒すには、その体験をもう一度追体験しなければならない」
これまでの心理療法ではそうした考え方が主流でした。しかし現在は違います。
脳・心・身体に効率的に働きかけ、芯からの癒しをもたらす穏やかな方法がいくつもあります。
再びつらい体験を味わう必要もなければ、ご自身を分析する必要もありません。
あなたを過去に繋ぎ止めているトラウマ体験の影響を解消して、もっとあなた自身を認め、大切にし、心も身体もくつろいで過ごしましょう。
「あの体験があったから成長できた今の私がいて、この幸せを実感できる」
と笑顔で話す未来を創るために。
「トラウマ解放セッション」をご希望の方は以下から「自己解放セラピー5ステップ・プログラム」をご覧ください。