
やめたいのに、やめられない。
あなたにはそんな経験がありませんか?
ダイエットしたいのに食べ過ぎてしまう。
家族に厳しくあたってしまう。
人の目が気になってしょうがない。
人に頼まれると断れない。
お金がないのに浪費してしまう。
「こんな行動をくり返してしまう自分がイヤだ!」
「もうやめたい…」
そう思っているのに、気づくとまた同じことを繰り返している。
そしてやってくる
「またやってしまった…」
という後悔と
「どうして変われないんだろう」
という自己嫌悪…。
このコラムでは、そんな
「やめたいのに、やめられない」
というお悩みとその背景や解消法について、一つずつ丁寧にお話ししていきます。
あなたがより心地よく、穏やかな毎日を過ごすためのヒントとなれば幸いです。
「やめたいのにやめられない」お悩みの種類

一言で「やめたいのにやめられない」と言っても、その内容は人によってさまざまです。
そしてそれらは大きく分けると
①思考 ②感情 ③行動 ④関係性
に分けられます。
たとえば以下のようなものです。
① 思考
・自分を責め続けてしまう
・物事を悪い方へ考えるクセがある
・イヤなのに同じことを何度も思い出してしまう
② 感情
・怒りが抑えられない
・不安が止まらない
・人の目が気になってしまう
・後悔や劣等感など特定の気持ちが消えない
③ 行動
・食べ過ぎてしまう
・浪費してしまう
・やるべきことを先延ばしにしてしまう
・大事な場面で緊張してうまくいかない
④ 関係性
・家族に厳しくあたってしまう
・人に頼まれると断れない
・相手に合わせすぎてしまう
・似たような悲しい恋愛をくり返す
ほとんどの場合、①~④の1つだけではなく、複数が組み合わさった状態として体験されています。
ですから少し複雑で、なかなか変えられないという方が多いのです。
誰しも自分の意志に反する行動をしてしまうことはあります。
また、くり返しネガティブな考え方、感じ方にとらわれてしまうこともあるでしょう。
そうしたことが短時間、短期間で終わるなら、生活に大きな影響を及ぼすこともないかもしれません。
しかし場合によっては、この「やめたいのにやめられない」が頑固なパターンとして習慣化、固定化してしまうことがあります。
そうなると、日々の特定の場面だけでなく、自尊心や人間関係まで損なってしまう可能性があります。
そしてそれは、生き方の質(クオリティ・オブ・ライフ)そのものを下げてしまうこともあるのです。
「やめたいのにやめられない」はやめることができる
でも、安心してください。
こうした「やめたいのにやめられない」という問題の多くは、正しくアプローチさえできれば軽減・解消することができます。
人は長い間続いてきた悩みほど、「もう変えられないかもしれない」と感じてしまうものです。
でも、そう思っていた方が少しずつ変化し、自分らしい毎日を取り戻していく姿を、私はこれまでたくさん見てきました。
理解することは、変化の始まりです。
ご自身を責めたり、
「どうして変われないんだろう」
と悩み続ける毎日から、
「そういうことだったのか」という理解へ。
そして、「変われるかもしれない」という新しい一歩へ。
このコラムが、その一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しく思います。