美しい輝きを放つクリスタルと、神秘的な力を秘めたパワーストーン。
この2つの違いを知っていますか?
それぞれの石が持つ魅力と役割を知れば、そのパワーをより理解することができます。
今回はクリスタルとパワーストーンの違いについてお話します。
神秘のエネルギーをたたえる石たち
石による癒しは「クリスタルヒーリング」と呼ばれます。
その中で実際に使われているのはクリスタルとパワーストーン。
「ん?クリスタルとパワーストーンって違うの?どう違うの?」
と思われるかもしれませんね。
カンタンにいえば、「クリスタル」とは鉱物の科学的な分類をさした呼び名。
「パワーストーン」は何らかの神秘的な力を持つと信じられている石の総称です。
クリスタルは、ほぼ単一の原子が規則的に積みあがってできた結晶のことをさします。
クリアクォーツ(水晶)やアメジストなどが代表的ですね。
ほとんどのクリスタルは硬くて透明感があり、美しい輝きを放っています。
この輝きはクリスタルが光を反射したり屈折したりする特性をもっているためです。
この特性ゆえに、クリスタルは私たちのオーラに光を伝え、浸透させてくれるのですね。
一般的なチャクラ・ヒーリングでは7つの石を使いますが、そのうちの5つはクリスタル。
とても癒し上手な石だといえます。
一方で「パワーストーン」は科学的な分類ではなく、特定のエネルギーや効果があると信じられている石全体をさします。
たとえば、ラピスラズリは精神の安定に効果があると言われていますし、ターコイズは古くから旅のお守りとして使われてきました。
金運を上げたい人、自信を持ちたい人はタイガーアイのブレスレットを好まれたりしますね。
こうした、ある種の効能があるものがパワーストーンです。
そういう意味ではクリスタルもパワーストーンの一種なのです。
石にも個性と役割があります
パワーストーンは種類がとても豊富です。
それぞれ独特で神秘的な色や形をもっていることが魅力ですね。
同じ種類の石でもエネルギーは微妙に(あるいは大きく)違います。
また近年になって新しい石が発見されることもあります。
「石は、人間がその石のもつ知恵を有効に活用できるほど進化したとき初めて地中から姿を現す」
とも言われています。
なんだか神秘的でロマンがありますよね。
クリスタルヒーリングではクリスタル以外のパワーストーンもとてもたくさん使います。
それぞれの石のもつ効能は、おもに色によって変わります。
また精神に作用するもの、肉体に働きかける力が強いものなどといった違いもあります。
たくさんのパワーストーンが、クリスタルに負けず劣らず素晴らしい魅力と役割をもっているのです。
こうしたクリスタルを含むパワーストーンをさまざまに組み合わせながら、その波動を私たち人間の癒しのために活用するのがクリスタルヒーリングです。
ちなみに、高級な宝石グレードの石の方がパワーがありそうだと思われるかもしれませんが、一概にそうとも言えません。
その辺に転がっている石ころにしか見えないもの(笑)でも、とてもパワフルなものもあります。
ですから、セルフ・ヒーリングのためにパワーストーンを買われるときは、高価なものでなくて大丈夫ですよ。
はるか地球の内部から、はるばるあなたの元に運ばれてくる特別なご縁のある石たち。
もしパワーストーン・ショップでピンとくる石があったら、どうぞ愛情を持ってお迎えしてあげてくださいね。