クリスタルヒーリングの歴史 ー 古代アトランティス大陸とクリスタルヒーリング

クリスタル(水晶)やパワーストーンは、太古の昔からシャーマンになるための通過儀礼や宗教儀式、また人々を癒す医療の道具として使われてきました。

オーストラリアやボルネオ、インド、アメリカ大陸や中南米など、世界中いたるところにその伝説や遺産が残っています。

そしてどの文明でも、クリアクォーツは「光の塊」「光の石」「鋭い光」などと呼ばれていたようです。

まさに光を吸収し放射するこの石の呼び名としてふさわしいですね。

クリスタルは遥か昔から、スピリチュアルな成長と癒しをもたらす、大いなる智慧を持つ存在として扱われ、活用されていたのです。

そのなかでも、もっとも古い伝説は古代アトランティス大陸に関するものだと思われます。

アトランティスでは人々の意識も生活水準もテクノロジーも、現代よりはるかに進歩していたと考えられており、その中心的な役割を担っていたのがクリスタルでした。

宇宙に遍満するパワーを地球に引き込むために使われたクリスタルは、数十メートルもの大きなものだったそうです。

またいっそう進んだ意識を持つ賢者たちのテレパシーによるコミュニケーションのためにも活用されたと言われています。

高台にはクリスタルを使って建てられた癒しの神殿があり、身体や精神の病気を患った人達は一定期間ここに滞在し、適切に選ばれた石の力で波動のバランスを整えることで健康を取り戻しました。

現代になって、私たちの文明でも「未来の癒しは光や音の波動によってもたらされるだろう」「クリスタルは波動治療を行うための重要なツールである」ということが言われるようになってきました。

はるかに進化していた古代の智慧に、ようやく近づいてきたというところでしょうか。

実は一説によると、このクリスタルの癒しの神殿で活動していたヒーラーたちが、今日本に大勢転生しているのだそうです。

ヒーリング界隈で言われているように、日本は地球の人々の霊性のめざめに重要な役割を担う国だと見なされています。

今この国でヒーリングやスピリチュアルがこれだけ盛んなのは、そうした背景もあるのかもしれません。個人的な話ですが、私自身もアトランティスやクリスタルとのご縁を強く感じている人間の一人です。

またクリスタルヒーリング中にアトランティス時代の記憶を思い出されるクライエントさん達も何人もいらっしゃいます。

中には当時の私のことを覚えていて「またお会いできましたね」と言ってくださる方もいて、驚きつつもなんだかとても嬉しいような、懐かしいような、ふしぎな気持ちがしたものです。

そうした方とは「初対面のはずだけど、絶対どっかで会ったことがある!」と感じるのですよ。

アトランティス大陸はクリスタルのパワーを悪用したことによる天変地異で海に沈んだとされています。

この時代に生きていたアトランティアン(古代アトランティス人)は、この時の無念な想いや深い悲しみが魂に刻まれている人が多いのではないかと思います。

「ヒーラーとして活動したいけれど、なぜかとても怖くて踏み出せない」とか、逆にやけにかたくなに「ヒーリングなんて迷信!信じていない」とおっしゃる方は、大昔アトランティス大陸で生きていたときの傷に触れないようにしているのかもしれません。

おしなべてヒーラーはまず傷ついた自分自身を癒す必要がありますね。そして過去世のトラウマや魂の傷を癒やしたヒーラーは、今世ではその能力を使って、あらためて歓びの中でヒーリングを行っていくことができるようになるのだと思います。

「古代アトランティス大陸」というコトバにピクッときたら、あなたもかつてクリスタルヒーラーだったかもしれません。

ぜひクリスタルヒーリングを思い出しに来てくださいね。